【西日本豪雨】被災地の岡山県立高で始業式 避難生徒のためバス運行 - 産経ニュース

【西日本豪雨】被災地の岡山県立高で始業式 避難生徒のためバス運行

岡山県立矢掛高に登校する生徒=22日午前、岡山県矢掛町
 西日本豪雨で被災した生徒が通う岡山県立矢掛高(同県矢掛町)は22日、2学期の始業式を開き、登校した生徒は友人との久しぶりの再会に笑顔を見せた。避難先から通う生徒のため、NPO法人「カタリバ」(東京)の支援でスクールバスも運行された。
 豪雨で休校が続き、授業時間を確保しようと夏休みを3日間短縮した。始業式で前川隆弘校長は「被災してつらい思いをしている生徒がいる。力を合わせて進んでいきたい」と話し、生徒は真剣な表情で話を聞いた。
 同県倉敷市真備町地区の自宅が浸水し、母の実家に避難している2年山本隆雅さん(16)は新倉敷駅からスクールバスを利用。「交通手段がなく、部活に行けなかった。自分も親も負担が軽くなった。部活を頑張りたい」と話した。
 矢掛高によると、全校生徒400人中76人が被災し、避難所や親戚宅などで暮らす。学校最寄りの井原鉄道が一部運休し、通学に2時間近くかかる生徒もいた。
 カタリバは岩手県大槌町や宮城県女川町、福島県広野町、熊本県益城町で放課後学校を運営するなど、各地で被災した子供を支援している。