不法投棄で会社会長ら起訴 岐阜、中央道土砂崩れ - 産経ニュース

不法投棄で会社会長ら起訴 岐阜、中央道土砂崩れ

 岐阜県瑞浪市の中央自動車道で昨年8月、車4台を巻き込み6人が重軽傷を負った土砂崩れで、岐阜地検多治見支部は16日、不要となった窯業原料を不法投棄したとして、廃棄物処理法違反の罪で、同市の窯業原料製造会社「丸釜釜戸陶料」会長の水野辰英容疑者(66)=同市=ら3人と、法人としての同社を起訴した。他に起訴されたのは、いずれも市内在住の同社常務若尾憲治容疑者(68)と、土木会社の会社員土本直人容疑者(58)。県警は不法投棄が土砂崩れを招いた可能性もあるとみて、業務上過失傷害容疑でも捜査している。
 起訴状によると、3人は共謀して平成27年6月28日ごろ、中央道沿いの同社所有地や周辺の山肌に、不要となった窯業原料など約6トンの産業廃棄物を埋め不法投棄したとしている。
 土砂崩れは昨年8月18日夜に発生。約700立方メートルの土砂が中央道に流れ込み車1台が横転、3台が土砂に乗り上げるなどし長野県や大阪府の男女計6人が重軽傷を負った。
 岐阜県警が7月27日、同法違反容疑で3人を逮捕。捜査関係者によると、水野、若尾両被告から指示を受けた土本被告が、重機を使い工場から山肌に産廃を移していた。