“世界最大”の戦闘機航空ショー「RIAT」開催、あのスホーイ27も

軍事ワールド
第二次大戦時の戦闘機、英国のスピットファイア(下)と米国のP-51マスタング(左)を従えて飛ぶ米ステルス戦闘機F-35(右)。普段はありえない組み合わせでの編隊飛行など、いくつもの記念飛行が行われるのもRIAT(ロイヤル・インターナショナル・エア・タトゥー)の特徴=イギリス・グロスターシャー州のフェアフォード空軍基地(岡田敏彦撮影)

 【グロスタシャー州(英国)=岡田敏彦】世界最大かつ「ベスト」と称される英国の航空ショー「RIAT」(ロイヤル・インターナショナル・エア・タトゥー)が7月13~15日にグロスタシャー州のフェアフォード空軍基地で開催された。今年は英国空軍創設100周年とあって例年以上の盛り上がりをみせた。今回は写真を中心にリポートする。

 デモ飛行や地上展示のため航空機を派遣した国は30カ国以上にのぼり、日本からもC-2輸送機が姿を見せた。英国が導入をはじめたステルス戦闘機F-35Bもアクロバット飛行を披露した。

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 RIATは1971年に「エア・タトゥー」として始まった。隔年開催で、76年からIAT(インターナショナル・エア・タトゥー)と称され、93年には毎年開催に。96年にはエリザベス2世女王により名称に「Royal」を加えることが認められ、現在に至る。名称のタトゥー(tattoo)は入れ墨の意味ではなく、軍楽隊の演奏など軍によるショーを意味し、転じて軍の公開展示などを示す際にも用いられる。

 RIATの特徴は欧州全域の各国軍用機が参加し、特に戦闘機などが派手なアクロバット飛行を見せることにある。飛行展示は1日のうち約7時間の間ほぼ切れ目なく続き、地元英国のアクロバットチーム「レッドアローズ」を筆頭にカナダやフランス、ベルギー、フィンランドの空軍機が華麗なアクロバット飛行を披露。旧東側諸国で使われたロシアの戦闘機スホーイ27フランカー(ウクライナ空軍所属機)も驚異的な空中機動をみせ、会場は大いに沸いた(写真: http://www.sankei.com/west/photos/180717/wst1807170001-p2.html )。