【西日本豪雨】鉄道寸断、高速道路も通行止め相次ぐ - 産経ニュース

【西日本豪雨】鉄道寸断、高速道路も通行止め相次ぐ

線路内に土砂が流れ込み脱線したJR筑肥線の電車=7日午前、佐賀県唐津市
 降り続く大雨の影響で、西日本の交通網は7日も大きく乱れた。山陽新幹線は新大阪-小倉間で始発から運転できない状態が続き、本数を限定して再開するまでに半日を要した。JRの特急や在来線でも、近畿圏や四国などの多くの路線で運転を見合わせ。高速道路でも通行止めが広がった。
 JR西日本によると、1時間当たりか5日間連続の降水量のいずれかが基準以上に達した場合、路線の運休を決める。今回は雨が降り続いており、線路の安全確認に時間がかかっているため、新幹線を含む多くの路線の復旧が遅れている。
 在来線では、関西、名古屋と北陸を結ぶ「サンダーバード」や「しらさぎ」など特急計265本の運休を決めるなど、多数が運休。京都と大阪、神戸を結ぶ大動脈の東海道線は運行しているが、新快速の運転は始発から見合わせている。
 JR西日本広島支社によると、広島市安佐北区の芸備線白木山-狩留家(かるが)間で7日、三篠川に架かる橋が崩落した。増水により橋脚が損傷したことが原因。けが人はいなかった。
 同支社によると、芸備線ではこの日、始発から同区間を含む広島-備後落合間で運転を見合わせていた。橋がいつ崩落したのかは不明。復旧の見通しは立っていないという。
 JR四国によると、本州と四国を結ぶ瀬戸大橋線は終日運休。予讃線や土讃線なども、ほとんどの区間で運転を見合わせた。
 一方、西日本高速道路は7日、高知県大豊町の高知自動車道上り線で土砂崩れがあり、全長約63メートルの立川橋の道路部分が土砂に流されたと発表。けが人はいないが、復旧のめどは立っていない。高知道は大雨のため、現場を含む区間が通行止めとなっている。
 西日本高速道路によると、山陽道や中国道などでも法面の崩落や土砂崩れで道路が寸断されている場所があり、広範囲で通行止めとなっている。