小中学校の1・2メートル超のブロック塀撤去へ 大阪・高槻

大阪北部地震
大阪府高槻市の市立寿栄小のブロック塀が道路側に倒壊し、三宅璃奈さんが下敷きになった現場=平成30年6月18日午後1時20分

 大阪北部地震で、大阪府高槻市立寿栄(じゅえい)小のブロック塀が倒壊し、4年生の女児(9)が下敷きになり死亡した事故を受け、高槻市は2日、全59小中学校のうち、高さ1・2メートルを超えるなどしている29校のブロック塀を撤去すると明らかにした。公園や福祉施設など75カ所の公共施設にある1・2メートル超の塀も撤去する。

公共施設は秋までに

 倒壊した場合に児童の頭部を直撃する事態を防ぐため、小学校低学年の平均身長を考慮して高さ1・2メートル超とし、1・2メートル以下でも亀裂やひびなどが見つかった塀を対象にした。

 同市は建築基準法違反の疑いがある15校の塀を対象にした撤去工事をすでに始めているが、新たに14校を加え、夏休み中をめどに完了させる。公共施設は今秋までの撤去を目指すとしている。

 また、民間のブロック塀の撤去費用に対する助成制度も創設。児童だけでなく幼児の身長を考慮して高さ80センチ以上の塀を対象とし、多くの児童が通る通学路は30万円を上限に全額を補助。そのほかの塀については20万円を限度とする。

 浜田剛史市長は記者会見で、女児の死亡事故について「改めて心よりおわび申し上げる」と述べた。