松本白鸚、幸四郎襲名披露 大阪松竹座の船乗り込み「七月大歌舞伎」で

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「船乗り込み」で、扇を持ってファンの声援に応える二代目松本白鸚さんと十代目松本幸四郎さん。大勢のファンと紙吹雪に彩られた=29日、大阪市中央区(前川純一郎撮影)

 大阪の夏の風物詩、歌舞伎俳優による「船乗り込み」が29日、大阪市内で行われ、今年1月に襲名した二代目松本白鸚(はくおう)さん(75)と十代目松本幸四郎さん(45)親子ら人気俳優が、集まった大勢のファンに笑顔で手を振った。

 船乗り込みは、大阪松竹座(大阪市中央区)の「七月大歌舞伎」(3日~27日)を盛り上げようと行われている、歴史ある歌舞伎の行事。

 大阪での襲名披露公演を前に、白鸚さんと幸四郎さんは黒紋付き袴(はかま)のりりしい姿で船に乗り、東横堀川から道頓堀川までを巡った。

 白鸚さんが「お客様一人一人の苦しみや悲しみを、希望や勇気に変える一心で舞台を勤めてまいります」とあいさつすると、「高麗屋!」とかけ声が飛んだ。幸四郎さんも「一生に一度の大事な興行を精いっぱい勤めます」と決意を語り、盛大な拍手が起こった。