停電は復旧…関西の鉄道、運転なお見合わせ続く

大阪北部地震
18日朝の大阪府北部の地震で、停車した近鉄電車から降り、線路を歩いて避難する乗客=18日朝、奈良市の近鉄奈良線

 大阪府北部で18日朝に発生した震度6弱の地震を受け、大阪府を中心とした関西地方の交通機関やインフラには大きな影響が出た。

 関西地方を走るJR、阪神電車、大阪メトロ、阪急電鉄、京阪電車、近鉄電車、南海電鉄、泉北高速鉄道は全線や一部で運行を停止した。

 JR東海は、米原(滋賀県)-新大阪間などで東海道新幹線の運行を見合わせた。山陽新幹線も新大阪-岡山間で運転を見合わせた。

 JR東海によると、午前8時ごろ、地震で防災システムが作動したため、東海道新幹線は東京-小田原(神奈川県)間と名古屋-新大阪間の列車を緊急停止させ、両区間の運転を見合わせた。東京-小田原は午前8時半に運転を再開。名古屋-新大阪のうち名古屋-米原は午前8時40分に再開した。

 空の便は、関西空港と神戸空港が滑走路を一時閉鎖し点検。航空各社によると、大阪(伊丹)空港を発着する便は、地震の影響で遅延や欠航が相次いだ。日航は秋田、熊本、奄美の各路線計6便の欠航が決まった。

 国土交通省によると、大阪空港ターミナルビルでは、水漏れしたりエスカレーターが停止したりした。高速道路では地震に伴う点検のため、阪神高速道路全線や、名神高速道路京都南-西宮間など西日本高速の9路線10区間が通行止めとなった。

 関西電力によると、大阪府で一時、最大約17万軒、兵庫県の最大約490軒で停電が発生した。地震から約2時間半後、全て復旧した。

 大阪ガスは、大阪府の高槻市と茨木市の一部約10万8千戸に、都市ガスの供給を停止した。