【米朝首脳会談】「扉が開かれた」拉致被害者・松本京子さんの兄、安堵の表情 - 産経ニュース

【米朝首脳会談】「扉が開かれた」拉致被害者・松本京子さんの兄、安堵の表情

米朝首脳会談のテレビ中継を真剣な表情で見つめる松本孟さん=鳥取県米子市
 鳥取県米子市の拉致被害者、松本京子さん(69)=拉致当時(29)=の兄の松本孟(はじめ)さん(71)は12日、同市内でトランプ米大統領の記者会見に注目した。拉致問題への言及があったことで、「大きな前進だ。扉が開かれた」と安堵(あんど)の表情を見せた。
 孟さんはこの日、午前と夕方の2回、自宅近くの和田公民館で記者会見に臨んだ。同公民館のテレビでトランプ氏の会見を見た孟さんは、トランプ氏が拉致問題の提起を説明すると、「拉致が動いた」と歓迎。行き詰まっていた拉致問題に対し、「米国が発信することで問題への関心が高まる」と評価した。
 「いつもと同じ」と今日を迎えた孟さんだったが、心中は穏やかではなかった。両首脳の握手で始まった会談を見た孟さんは「事前準備が順調にいっている気がする。今日が、拉致問題解決への明るい日になってほしい」と願いつつ、「これが最後のチャンスになるだろう。期待が裏切られないように」と不安ものぞかせていた。