在日コリアン、「朝鮮戦争終結」に「期待」と「現実味なし」

米朝首脳会談
会談で握手する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(左)とトランプ米大統領=12日、シンガポール(ロイター=共同)

 「統一へ前進」

 「現実味ない」

 大阪の在日コリアン

 会談を見守った在日コリアンからもさまざまな声が上がった。

 在日韓国・朝鮮人が多く暮らす大阪市生野区のコリアタウン。トランプ氏が会談後の記者会見で、朝鮮戦争の終結に期待を寄せる発言をしており、韓国の食材やグッズを扱う店を経営する金聖(ソン)模(モ)さん(34)は、「民族統一は子供のころからの夢。会談は大きな前進だと思う」と期待を込めた。

 一方、キムチ販売店を経営する男性(46)は「トランプ大統領の会見は、『全部これから努力する』ばかりで具体的な話が何もなかった。朝鮮半島の統一も、あまりに現実味がなくて期待はしていない」と話した。

 飲食店を営む韓国籍の周(シュウ)金(ウン)枝(ジ)さん(52)は「(金氏の)政治的なパフォーマンスに終わらせることがないように、米国とともに日本と韓国も北朝鮮の動向を見守ってほしい」と求めた。