高校生の万博誘致応援ソング動画に…国内そして世界へアピール

動画
大阪府立桜塚高校軽音楽部による万博誘致応援ソングの動画(ユーチューブから)

 政府が大阪への誘致を目指す2025年国際博覧会(万博)の実現に向け、大阪府立桜塚高校(豊中市)軽音楽部による応援ソングの動画が完成し、動画投稿サイト「ユーチューブ」にアップされた。世界へのPRを意識して英語字幕つきのバージョンも投稿。作詞作曲した部長でボーカルの小幡璃々子(おばた・りりこ)さん(17)は「日本そして世界に、歌に込められたメッセージを届けたい」と意気込んでいる。

 応援ソングは「Yume色OSAKA」。昨年12月、顧問の久谷(くや)秀明教諭(45)が万博誘致について話したのがきっかけとなり、小幡さんが今年1月、たたき台となる曲と歌詞をつくり、久谷教諭と相談しながら2月に完成させた。さわやかなリズムの曲で、「さあ出かけよう 大いなるこの地球(ほし)の」と始まり、「現在(いま)から未来へ 素敵(すてき)ないのちが輝くよ 永遠に」という歌詞がキーワードになっている。

 早く発表しようと、曲の1番のみを収録してユーチューブに投稿したが、時間がなく、画像は部員の写真だった。その後、音楽を学べる「キャットミュージックカレッジ専門学校」(大阪府吹田市)や、3月18日まで開催されていた「うめきたガーデン」(大阪市北区)などが協力し、3月に本格的な動画を制作。部員7人が応援ソングをスタジオで演奏する姿や季節の花々、野外ライブの光景を入れたほか、グリコ看板やミナミの夜景などをアクセントにしている。

 また、国内だけではなく、世界へのPRのために、久谷教諭は英語教諭に歌詞の英訳を依頼。ニュアンスを出すために、英語教諭と米国人の英語指導員が苦心して翻訳した。日本語版とともに、英語の字幕を動画につけたうえでユーチューブにアップしている。

 小幡さんを含め応援ソングを演奏している部員7人は3年生で、6月下旬に引退するが、応援ソングを演奏してほしいという要請があり、今月、3回にわたり学外のステージに立つ。

 小幡さんは「つくったときはここまで来るとは思わなかった。将来も何らかの形で音楽を続けたい」、久谷教諭は「世界に向けて誘致のために頑張っている市民や若者がいることをアピールしたい」と話している。