日本車両は赤字88億円 米鉄道断念の解決金響く

 

 JR東海子会社の鉄道車両メーカー、日本車両製造が25日発表した平成30年3月期連結決算は、最終損益が88億円の赤字だった。赤字は4年連続。米国で受注した鉄道車両の製造を断念し、解決金約370億円を支払ったことが響いた。

 国内やインドネシア向けの鉄道車両で、設計見直しなどにより生産コストが増加し、損失として計約30億円を計上したことも影響した。売上高は前期比5・7%減の953億円。JRを除く内外の鉄道会社からの受注が減少した。

 31年3月期は売上高が7・7%減の880億円、最終損益は22億円の黒字を見込んでいる。前期にあった解決金支払いがなくなるため黒字に転換するという。