【ラグビー】全員でボールつなぐ「NZスタイル」で変革を-神鋼総監督就任のスミス氏 - 産経ニュース

【ラグビー】全員でボールつなぐ「NZスタイル」で変革を-神鋼総監督就任のスミス氏

ラグビートップリーグ神戸製鋼の今季初練習で指導する新総監督のウェイン・スミス氏=9日、神戸市
ラグビートップリーグ神戸製鋼の今季初練習で指導する新総監督のウェイン・スミス氏(中央)=9日、神戸市
 ラグビーのトップリーグ神戸製鋼の総監督に、ニュージーランド(NZ)代表のアシスタントコーチとしてワールドカップ(W杯)2連覇に貢献したウェイン・スミス氏(60)が就任した。「15人全員が常に関わり、エキサイティングな気持ちでできるラグビー」。母国NZのような積極的にボールをつなぐプレースタイルを掲げ、2017~18年シーズンで5位に終わったチームに変革をもたらそうとしている。
 現役時代はSO。NZ代表ヘッドコーチも務めた。神戸に来た理由の一つは故平尾誠二氏だったという。1991年に来日した際に、現役時代の平尾氏のプレーを見たことがあるそうで「素晴らしい選手だと帰って伝えた」。
 直接指導するのは「トータルで15週間くらい」と見込む。だが、4月の今季初練習では朝から選手と個別に面談し、グラウンドでは動き回った。共同主将制も導入。指導者としてスタートしたイタリアで取り入れた当時は「狂ったのか」とまで言われたそうだが「全員がリーダーになってほしい」と強調した。
 その共同主将に就いた元NZ代表のSHエリスは「世界一のコーチで勝者」と敬意を抱く。今季は選手の目の色が変わっているのを実感しているそうだ。
 スミス氏は、夏に合流予定のカーターとすでに連絡を取っているという。元NZ代表の司令塔は日本でキャリアを終えたい意向だと明かし「ボールのタッチ回数が多いラグビーに立ち返りたいという気持ちを持っている」と士気の高さを口にした。