【熊本地震2年】「熊本を再生し、次代に引き継ぐことが使命」 今なお3万8千人が仮住まい - 産経ニュース

【熊本地震2年】「熊本を再生し、次代に引き継ぐことが使命」 今なお3万8千人が仮住まい

熊本地震で亡くなった犠牲者の自宅跡で手を合わせる近隣住民ら=14日午前、熊本県益城町
 熊本、大分両県で関連死を含め267人が犠牲となった熊本地震は14日、発生から2年を迎えた。熊本県庁で追悼式が開かれ、蒲島郁夫知事は「熊本を再生し、次世代に引き継ぐことは私たちの使命だ」と述べ、復興への決意を新たにした。参列者は犠牲者を悼み、黙祷(もくとう)をささげた。なお約3万8千人が仮住まいを強いられ、生活再建の土台となる住宅確保が課題となっている。
 平成28年4月14日午後9時26分に起きた「前震」と同16日午前1時25分の「本震」ではいずれも最大震度7を観測。避難者は一時19万人を超えた。仮設住宅などに身を寄せる被災者はピーク時に比べ約1万人減ったが、4月以降、原則2年の入居期限を順次迎え、早急な対応が必要となる。
 追悼式は遺族78人や小此木八郎防災担当ら計319人が参列。遺族を代表し、行政が民間賃貸住宅を借り上げた「みなし仮設住宅」で暮らす松野良子さん(61)があいさつした。