“ミニ北陸新幹線”園児乗せ走る 京都府立田辺高「鉄道研究部」生徒が製作

 
保育園児を乗せてレールを走る北陸新幹線を模したミニ鉄道=京田辺市の田辺高校

 北陸新幹線の新駅設置が予定される京都府京田辺市をPRしようと、府立田辺高校(同市)の鉄道研究部員らが北陸新幹線をモチーフにしたミニ鉄道を製作した。29日に完成式が行われ、近くの保育園児らが試乗した。

 鉄道研究部は平成8年にもミニ鉄道を製作しており、今回が2代目。新駅開設の機運を盛り上げたい市の呼びかけを受け、同部と美術部の部員計約30人が昨年12月から3カ月かけて取り組んだ。

 バッテリーとモーターを搭載した先頭車両と1両2人乗りの客車5両を製作。バッテリーとモーター以外は全て手作りで、車輪と台車は鉄製、車体は木製。外装のデザインなどは美術部員が手がけた。

 完成式には市関係者や部員らが出席。客車5両をつないだミニ鉄道は全長約10メートルで、近くの保育園児らを乗せ、校内に設置された幅35センチ、1周45メートルの線路をゆっくりと走った。

 鉄道研究部長で工学探究科2年の入江琢磨さん(17)は「ミニ鉄道を通じて京田辺に新幹線が走るということを知ってもらえれば」と話した。今後もイベントなどで活用していくという。