元大阪府池田市議に実刑判決 整骨院療養費詐欺事件「不正請求を織り込んで経営」 大阪地裁

 

 整骨院の療養費計約600万円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた元大阪府池田市議で整骨院運営会社元社長、羽田達也被告(38)に対する判決公判が23日、大阪地裁で開かれた。村越一浩裁判長は「開院初期から不正請求を織り込んだ経営を続けていた。悪質で常習的犯行」として懲役2年10月(求刑懲役4年6月)を言い渡した。

 羽田被告は「市議となって会社を離れてからは関与していない」と一部を争ったが、村越裁判長は判決理由で「不正の仕組みを確立し、中心的な役割を果たした」と認定。羽田被告は公判中の昨年12月に市議を辞職したが、村越裁判長は「悪質な手口で実刑は避けられない」と述べた。

 判決によると、羽田被告は平成22年8月~28年5月、自分が経営していた整骨院での通院日数を水増しするなどして、約130回にわたり健康保険協会や保険会社から療養費計約600万円をだまし取った。