神鋼、東レ…改竄連鎖に「困惑」 関西同友会の鈴木代表幹事

神鋼データ改竄

 関西経済同友会の鈴木博之代表幹事(丸一鋼管会長)は30日、神戸製鋼所や三菱マテリアル、東レ子会社で相次いで発覚した製品の検査データ改竄(かいざん)問題に対し「困惑している。ものづくりは日本の国際競争力の源泉で、このままでは世界と戦えない」と苦言を呈した。

 大阪市で開いた定例記者会見で語った。鈴木氏は、利益を伸ばす経営を追求した結果として「(経営陣が)現場の実態を理解する力が弱くなっているのかもしれない」とも述べた。

 関西電力の大飯原発3、4号機(福井県)の再稼働時期が、神戸製鋼の不正確認によって2カ月程度遅れることについては「安全確認が最優先で、時間をかけてでも疑念をつぶすのが正しい」と強調した。再稼働自体にはコスト面から期待を示した。