大阪地下鉄の制服、22年ぶり新調 来春民営化

 
大阪市営地下鉄の民営化で誕生する地下鉄新会社の新たな制服=7日、大阪市役所

 大阪市は7日、来年4月に市営地下鉄が民営化して誕生する地下鉄新会社の社員が着用する新制服をお披露目した。現在の濃紺のスーツスタイルを継承しつつ、帽子やネクタイのデザインや色を大幅に変更。市は「新しい船出に向けて準備を進めていきたい」としている。

 地下鉄新会社は市が100%出資して来年4月1日に発足する。新会社への移行手続きを進めている準備会社「大阪市高速電気軌道」によると、制服の新調は平成8年度以来、22年ぶりになるという。

 新制服は安全や信頼、親しみやすさというコンセプトを維持しながら、民営化という大きな変化も意識。濃紺のスーツスタイルは現在と同様だが、ツーピースからスリーピースの上着となり、袖口に金と緑のラインを配置。ネクタイはやや地味だった紺や銀のストライプ柄から鮮やかな緑色に変える。女性職員も新たにリボン型のネクタイを着用することになった。

 帽子はフランスの軍や警察で伝統的に使用されている円筒型のドゴール帽から、他の鉄道会社などでも一般的な官帽タイプに。一方、大阪市の市章である「みおつくし」をモチーフにした帽章(エンブレム)は引き続き使う。

 夏服や技術職員が着用する作業服もデザインを新たにした。7日の定例会見で吉村洋文市長は、「これまでの伝統を受け継ぎながらも新しいものができた」と述べた。