藤井聡太四段、朝日杯で熱戦制し連勝「粘りが奏功した」 公式戦38勝目

将棋
朝日杯将棋オープン戦1次予選で竹内雄悟四段との対局後、大盤解説会に登場した藤井聡太四段(左)=22日午後、大阪市福島区の関西将棋会館

 将棋界最多の29連勝を達成した最年少棋士、藤井聡太四段(15)は22日、大阪市福島区の関西将棋会館で行われた朝日杯将棋オープン戦1次予選で、大石直嗣六段(27)、竹内雄悟四段(29)を連破し、ブロック別トーナメント進出を決めた。公式戦通算38勝(3敗)となった。

 1局目の大石戦を166手で制した藤井四段。2局目の竹内四段戦も接戦となり、藤井四段が巧みに差し回して146手で制した。

 終局後、藤井四段は「苦しい将棋でかなり負けに近づいた局面もあったが、勝てたのは非常に幸運だった。粘りが奏功した」と振り返った。

 また、1局目の大石戦については「序盤から難しく、途中で良くなったと感じたが、また難しくなってしまい、(勝敗は)最後まで分からなかった」と語った。

 藤井四段は24日、タイトル戦の棋王戦本戦で豊島将之八段(27)と対局する。豊島八段は5クラスある順位戦で最上位のA級に属し、藤井四段が公式戦でA級の棋士と対戦するのは初めて。今後を占う重要な一局となりそうだ。

 藤井四段は「A級の先生に公式戦で教わるのは楽しみ。いい将棋にできるよう、全力でいきたい」と意気込んでいた。