藤井四段もサイン入りTシャツを提供 兵庫・加古川で将棋棋士が九州北部豪雨のチャリティーイベント

 

 日本将棋連盟棋士会などが主催した「九州北部豪雨チャリティーイベント」が、兵庫県加古川市加古川町溝之口のサンライズビルで開かれた。デビュー戦から29連勝して注目を集めた藤井聡太四段の直筆サイン入りTシャツなどがオークションにかけられ、総額23万3千円を売り上げた。参加費や物品販売の収益と合わせて被災地に送るという。

 同市出身の久保利明王将らの呼びかけで開かれ、プロ棋士ら17人が参加。約120人の将棋ファンらが詰めかけた。公開対局のほか、棋士から提供を受けた関連グッズのオークションなどがあった。

 会場では、井上慶太九段と畠山鎮(はたけやま・まもる)七段の公開対局を両棋士の弟子たちが解説する「師弟逆転解説将棋」が行われた。ファンらは解説に聞き入りながら棋譜をノートに書き込むなどして対局を堪能した。

 オークションでは、藤井四段もイベントの趣旨に賛同し、直筆サイン入りTシャツを提供。谷川浩司九段の色紙や、井上九段や里見香奈女流五冠と妹の咲紀女流初段のサイン入り扇子などが出品され、次々と落札された。同会副会長の畠山七段は「少しでも苦しんでいる人や被災された方の力になれば」と話した。