藤井四段人気、将棋人口増やすチャンスだ-久保王将が故郷・加古川市に将棋盤100セット寄贈

将棋
加古川市に将棋盤100セットを寄贈した久保利明王将(左)=兵庫県・加古川市役所

 将棋の第66期王将戦で6期ぶりに返り咲いた兵庫県加古川市出身の久保利明王将(41)が7日、市役所に岡田康裕市長を訪ね、将棋盤100セットを寄贈した。プロデビューから29連勝するなど将棋ブームを起こした藤井聡太四段(15)の人気もあり、久保王将は「将棋人口を増やすチャンス。子供たちが将棋に触れる機会を少しでも増やすことができれば」と話した。

 同市は、将棋でまちおこしを進める。久保王将をはじめ、井上慶太九段(53)、敗れはしたが今期名人戦に挑戦した稲葉陽(あきら)八段(29)ら市ゆかりの棋士が5人おり、市主催の棋戦「加古川青流戦」や将棋フェスタを開催。5月には交流拠点「かこがわ将棋プラザ」をオープンさせ、棋士参加の将棋教室が人気を集めている。

 市役所で行われた寄贈式では、岡田市長から久保王将に感謝状が手渡された。久保王将は「久しぶりに王将位を奪還できた。地元の人々の声援がとても力になった」と感謝。岡田市長は「市出身の棋士の活躍を含め、いま将棋人気に火がついている。これをきっかけにより普及に努め、市が将棋普及のモデルになれば」と述べた。

 市は久保王将から贈られた将棋盤セットを市内の小学校に配る予定。