「心落ち着けて休んで」復興に女性の力は欠かせない、被災母子の宿泊所オープン

九州北部豪雨

 九州北部の豪雨で被災した母子が心を落ち着けて休めるようにと、元保育士や助産師らのグループが1日、福岡県朝倉市に無料宿泊施設「朝倉市災害母子支援センター きずな」をオープンさせた。個室に寝泊まりでき、おもちゃや絵本がある子供の遊び場も用意した。

 元保育士の朝倉市議大庭きみ子さん(62)が「被災した女性に寄り添いたい」と発案、賛同した女性ら十数人と準備を進めた。数年前から休業中の産婦人科診療所を利用し、9部屋(12床)を提供。シャワーや台所、洗濯機は共用で使用でき、スタッフ2~3人が常駐する。

 毎週月、金曜日に助産師、木曜日に弁護士が訪れ、育児の悩みや生活再建に向けた手続きの相談にも乗る。

 大庭さんは「朝倉市の復興に女性の力は欠かせない。リフレッシュして早く元気になってほしい」と話す。