被災住民ら笑顔…陸自音楽隊が避難所で演奏会

九州北部豪雨
避難所となっている朝倉市総合市民センターで演奏する陸上自衛隊福岡駐屯地の音楽隊=29日午後、福岡県朝倉市

 九州北部の豪雨で被災した住民らに元気を出してもらおうと、陸上自衛隊福岡駐屯地(福岡県春日市)の音楽隊が29日、避難所となっている福岡県朝倉市の市総合市民センター「ピーポート甘木」で演奏会を開いた。屋外の会場には、避難生活を送る住民ら約50人が集まり、曲に合わせて手拍子をしたり、口ずさんだりして、笑顔を見せた。

 音楽隊はトランペットやホルンなどで編成され、美空ひばりさんや尾崎紀世彦さんの楽曲など7曲を披露。自宅へ続く道路が今もふさがり、避難している同市の農業杷野宗七さん(70)は「好きな曲も演奏してもらえて、励みになりました」とうれしそうだった。

 ピーポート甘木では約80人が避難生活を送っている。音楽隊は30日にも朝倉市内のほかの避難所で演奏する。