福岡県の断水ほぼ解消、1400世帯復旧 調査困難地除く

九州北部豪雨

 福岡県朝倉市の森田俊介市長は28日、九州北部の豪雨で断水が続いていた杷木地区の約1600世帯のうち、約1400世帯の上水道が復旧したと発表した。これで、被害が大きく調査できない地域などを除き、県内の断水はほぼ解消した。

 杷木地区では浄水場が被災し、水道管も損傷した。北九州市から借りた移動式の濾過(ろか)装置を設置するとともに、水道管を順次修復して19日から試験通水を始めた。安全確認まで飲用水としての利用は控えられていたが、森田市長は28日、水質試験の結果を踏まえ「水質安全宣言」を出した。

 残る断水地域について、朝倉市の担当者は「土砂が大量に堆積するなど被害が甚大で調査に入れていない。道路や他のインフラと共に随時復旧していきたい」と話した。 一方、福岡県東峰村によると、30世帯で断水が続くが、1週間程度で復旧する見通しという。