「中之島」を最先端の医療技術拠点に…ゲノム、AIも活用へ 大阪府・市が素案公表

 

 大阪市北区中之島の市有地に再生医療の国際拠点を設ける構想について、大阪府・市は27日、人工多能性幹細胞(iPS細胞)に加え、ゲノム(遺伝子情報)医療や人工知能(AI)など最先端の医療技術を活用する拠点にする基本計画の素案を公表した。

 コンセプトは「未来医療国際拠点」。この日開かれた府市や経済団体でつくる検討協議会で示された素案では、医療や科学技術の急速な進展を踏まえ、再生医療をベースにAI技術なども活用した最先端の「未来医療」の拠点とすることを明記。運営は関係機関でつくる「(仮称)未来医療推進機構」が担い、研究機関や再生医療関連の企業、医療法人などをつなぐ窓口機能を果たすとしている。

 検討協議会は素案を基に議論を重ね、年度内に基本計画を策定。平成33(2021)年度中に施設を開業させたい考えだ。