仮設入居の受け付け開始 8月完成に向け 3人死亡、33戸が全半壊の東峰村

九州北部豪雨
福岡県東峰村で始まった仮設住宅の入居受け付け=21日午前

 九州北部の豪雨で被害が出た福岡県東峰村で21日、仮設住宅の入居受け付けが始まった。県は17戸分の建設工事に着手しており、約1カ月後の完成後、速やかに入居できるよう準備を進める。

 豪雨による犠牲者は福岡、大分両県で35人に上り、自衛隊や警察などは21日も福岡県朝倉市で行方不明になったとみられる6人を捜索。

 朝倉市でも仮設住宅40戸分の建設工事が始まっているが、受付時期は未定。大分県は民間賃貸住宅を行政が借り上げる「みなし仮設住宅」や公営住宅で対応する。

 福岡県によると、東峰村では豪雨で3人が死亡し、計33戸が全半壊となった。仮設住宅の入居対象は原則、家屋が全壊したり流失したりした世帯。家賃や敷金はなく、入居期間は最長2年。光熱費は入居者が負担する。受け付け状況を踏まえ、追加建設の必要性を判断する。

 東峰村と朝倉市の仮設住宅全57戸は湿度の調節が優れているとして木造とし、うち東峰村の2戸は車いすで生活する人のためのバリアフリー型。県の担当者は「建設期間はプレハブ型とほぼ変わらない」と話す。