近鉄百貨店、訪日客好調で業績上方修正 30年2月期予測、売上高37億円引き上げ

 

 近鉄百貨店は12日、平成30年2月期の連結最終利益予想を従来の14億円から24億円に上方修正した。訪日外国人客の消費拡大などで、「あべのハルカス」に入る本店(大阪市阿倍野区)の売り上げが足元で好調に推移していることを踏まえた。

 同社は本店での化粧品販売の強化やカード会員の増加に取り組む方針で、30年2月期の売上高見通しは従来の2640億円から2677億円に引き上げた。近鉄グループ全体でもアジアの旅行会社との提携を進め、百貨店への来客増を図る。

 同時に発表した29年3~5月期連結決算は、売上高が前年同期比1・7%増の669億円、最終利益が79・0%増の9億円だった。本店の売上高は8・5%増の255億円で、食品売り場の改装が奏功したほか、免税売上高が約2・3倍に膨らんだことが寄与した。