連勝ストップから初の公式戦・順位戦 相手は「コーヤン流」考案の中田功七段 気分新たに黒のリュックで登場 

藤井四段、再出発(1)
「おはようございます」とあいさつして関西将棋会館の対局室に入る藤井聡太四段=6日午前、大阪市福島区

 公式戦29連勝の最多記録を持つ最年少棋士、藤井聡太四段(14)と中田功七段(49)の順位戦C級2組の対局が6日午前10時、大阪市福島区の関西将棋会館で始まった。佐々木勇気五段(22)に敗れて連勝記録が止まった2日の対局以来、藤井四段にとって初の公式戦となる。

 中田七段は、大山康晴十五世名人の弟子で佐藤天彦名人(29)の師匠。「コーヤン流」と呼ばれる居飛車穴熊対策を考案した。

 順位戦はタイトル戦の一つ「名人戦」の予選にあたり、リーグ戦で行われる。5クラスに分かれ、C級2組は最も下のクラス。

 藤井四段にとってこの日の順位戦は2戦目。この日も15社約40人の報道関係者が詰めかけ、関西将棋会館の対局室で両棋士の到着を待った。

 藤井四段は午前9時42分、「おはようございます」とあいさつして対局室に入室。黒のリュックサックから荷物を取り出して将棋盤の前に静かに正座した。

 2日の竜王戦決勝トーナメント2回戦で佐々木五段に敗れ、連勝がストップした藤井四段だが、この日は普段通りの落ち着いた雰囲気で、藤井四段は将棋盤を見つめたり、時計をながめたりしながら静かに待った。

 午前9時50分に入室した中田七段も「おはようございます」とあいさつ。駒を並べて午前10時、藤井四段の先手で対局が始まった。藤井四段はお茶を一口飲んで歩を手にとった。

 持ち時間は各6時間で、夜には終局の見込み。

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