藤井四段の師匠、杉本七段「最高のコンディション。キリ良く30連勝までいってほしい」

将棋
「とよたふれあい将棋フェスティバル」で子供らと将棋を指す杉本昌隆七段=17日午後、愛知県豊田市のホテルフォレスタ(彦野公太朗撮影)

 藤井四段の27連勝の知らせを受けた師匠、杉本昌隆七段(48)は「ここまで来たか」と驚いた表情。最多連勝記録の「28」となる次の対局に向けては「今までと同じ心境で指せるかどうかだ。意識すれば苦戦する。今まで通りやれば、私は勝利できるのではないか」と語った。

 杉本七段は17日、棋聖戦第2局の会場の愛知県豊田市のホテルフォレスタで開かれた子供向けの指導対局のために訪れていた。

 藤井四段の26連勝目となった15日の瀬川晶司五段(47)との対局について「内容が悪い将棋だった。いやな流れになるのではないかと思っていた」と話す。藤井四段もこの対局後に「苦しい展開で見落としがあり、負けてしまったと思った」とコメントしていた。

 今月2日に対局し、苦戦した澤田真吾六段(25)との対局あたりから「疲れている印象がある。少し勝ち急いでいるのかな」と杉本七段は感じていたという。

 しかし、17日のアマチュアの藤岡隼太(はやた)さん(19)との対局については「子供のころの藤井のように、才能に任せて伸び伸びと指せていた」と評価。21日には澤田六段と再戦となるが「最高のコンディションになっている。今まで通りやればいい。きりよく30連勝までいってほしい」と期待した。