藤井四段、27連勝かけ藤岡アマと対戦 桂文枝さんも応援「日本の宝や」

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大盤解説に訪れ囲み取材に応じる桂文枝さん=17日午後、大阪市福島区・関西将棋会館(柿平博文撮影)

 連勝記録を更新中の将棋の最年少プロ棋士、藤井聡太四段(14)の27連勝をかけた対局が17日午後2時、大阪市福島区の関西将棋会館で始まった。朝日杯将棋オープン戦予選で相手はアマチュアの藤岡隼太(はやた)さん(19)。勝てば公式戦連勝記録を「27」に伸ばし、神谷広志八段(56)が昭和61~62年度につくった最多連勝記録「28」まであと1勝に迫ることになる。

 過熱する藤井フィーバーを反映し、混乱を避けるため、例年一般の将棋ファンも観戦できた朝日杯の対局が今年は非公開に。この日も大勢の報道関係者が詰めかける中、藤井四段は落ち着いた表情で対局に臨んだ。前回の持ち時間各6時間の順位戦とはうってかわって、今回は持ち時間各40分の早指し戦。夕方には終局の見込み。

 この日は上方落語協会会長の桂文枝さんも藤井四段の応援に駆けつけた。報道関係者に囲まれた文枝さんは「私が阪神タイガースとかの応援に行くと必ず負けるので、家族からは『やめとけ』と大反対されましたが、どうしても藤井君を見たくて応援に駆けつけました」と笑わせ、「ぜひ勝ってほしい」とエールを送った。

 文枝さんは子供のころから「縁台将棋」で将棋を覚え、プロに手ほどきを受け、アマチュア有段者の腕前。「藤井君みたいな子供、あるいは孫がおったら嬉しい。日本の宝や」と話した。

 藤井四段は昨年10月、史上最年少の14歳2カ月でプロ入り。12月の初対局に勝利し、4月4日にはデビュー後11連勝の新記録を樹立した。