一気に敵陣へ…史上最年少棋士14歳の藤井四段「21連勝」

将棋
都成竜馬四段と対戦する藤井聡太四段=7日午前、大阪市福島区の関西将棋会館(鈴木健児撮影)

 将棋の最年少プロ棋士、藤井聡太四段(14)が7日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された五段以下のプロ棋士らが対象の「上州YAMADAチャレンジ杯」1回戦で都成竜馬(となり・りゅうま)四段(27)を破り、自身の持つデビュー後の公式戦連勝記録を「21」に更新した。全体の連勝記録でも歴代単独6位となった。

 YAMADA杯はトーナメント制で持ち時間各20分の早指し棋戦。相手の都成四段は谷川浩司九段の唯一の弟子で、午前10時に藤井四段の先手番で対局が始まった。相居飛車で互いに銀を繰り出す力戦形。藤井四段は巧みに相手銀の動きを封じ、一気に敵陣へなだれ込む。ペースをつかんだ藤井四段が一気に攻め、93手で完勝した。

 脇謙二・日本将棋連盟常務理事は「序盤から細かい駒組みで一手の悪手もなく、まったく危なげのない快勝だった」と話した。

 2回戦は同日午後1時から行われ、阪口悟五段(38)と対戦。勝てば3回戦に進む。この日に一気に3連勝すれば、公式戦連勝記録で歴代3位の羽生善治三冠(46)らの22連勝を抜いて単独3位の23連勝となる。

 藤井四段は昨年10月、史上最年少の14歳2カ月でプロ入り。4月4日には新記録となるデビュー後11連勝を達成し、無敗を続けている。