連勝重ねるも「通過点」 喜び湧く藤井四段の地元

将棋・棋王戦
澤田真吾六段を破り20連勝を決める藤井聡太四段(左)=2日午後、大阪市福島区の関西将棋会館(宮沢宗士郎撮影)

 昨年12月のデビュー以来、公式戦では負けなしの20連勝となった藤井聡太四段(14)の地元・愛知県では2日、最年少プロ棋士で中学3年の快挙に、関係者から「お疲れさま」「通過点。もっともっと強くなる」などと勝利を喜ぶ声が相次いだ。

 藤井四段が小学生時代に通っていた将棋教室を運営する文本力雄さん(62)は「良かったの一言。今回も強敵が相手だったが、力を出し切ったすばらしい対局」とたたえた。竜王戦に続き、棋王戦でも本選トーナメントに進出したが、「通過点。勝敗に一喜一憂せず、次戦も盤上没我の心境で挑んでほしい」とエールを送った。

 母親の裕子さん(47)は自宅で勝利の一報を受け安堵した様子。「情勢がころころ変わる対局だったので疲れていると思う。帰宅は深夜になるだろうが『お疲れさま』と言いたい」と話した。