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脳梗塞でリハビリの男性 聖火リレー代替措置に安堵

トーチと同じ重さの水を入れたペットボトルを持って走る聖火ランナーの山本潤二さん(左)=6日、大阪市淀川区(寺口純平撮影)
トーチと同じ重さの水を入れたペットボトルを持って走る聖火ランナーの山本潤二さん(左)=6日、大阪市淀川区(寺口純平撮影)

 東京五輪聖火リレーは9日に和歌山県に入り、関西に舞台を移す。大阪府では13、14両日に予定されていた公道でのリレーが中止となり、万博記念公園(同府吹田市)で代替措置が実施されることになった。本番を前に「やっとスタートラインに立てる」と喜びをかみしめたのは、大阪市淀川区の山本潤二さん(62)。脳梗塞の後遺症で左半身にまひが残り、リハビリをしながら準備を重ねてきただけに「コロナ禍で100点満点のリレーが難しい中、走れる機会に感謝しかない」と晴れ舞台を待つ。(中井芳野)

 かかとから慎重に重心をかけ、一歩ずつ踏み出す。「いち、に」。自力では90度以上曲げられない左ひじをゆっくりと振り上げ、右手にはトーチに見立てた約1・2キロの水入りペットボトルを掲げる。

 大阪市内でのリレー中止が色濃くなった4月上旬。山本さんは自宅近くで、トレーナーの寺村崇昭(たかあき)さん(31)と練習を続けていた。距離は当初のリレーで予定されていた200メートル。息は上がっても、ペースは乱れない。3分42秒で走りきると「あと10秒は縮められるな」とほほえんだ。

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