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聖火リレー大阪知事「中止」言及に…「仕方ない」「十分に議論を」揺れる聖火ランナー

 同じく聖火ランナーの島津眞理さん(57)は、1980年モスクワ五輪出場が確実視されていたスイマーだったが、旧ソ連のアフガニスタン侵攻に抗議した日本を含む西側諸国がボイコット。オリンピアンとなる夢を絶たれていた。

 それだけに今回、約40年前の悔しさを聖火をつなぐ走る力に変えたいと志願した。新型コロナに感染しないよう体調管理に気を配り、3月25日に福島県でリレーが始まると、「もうすぐ自分の番」と気持ちを高めていた。「毎日、聖火リレーのニュースを見て楽しみにしていたので、中止になるならとても残念」と表情を曇らせる。

 東京医療保健大の菅原えりさ教授(感染制御学)は、「重点措置が適用されるなか、聖火リレーをするのは矛盾している。現在の感染状況では、中止は妥当ではないか」と話す。

 大阪を後回しにすることも一案とした上で、「新規感染者数が落ち着いているときに活動するのは問題ないが、感染拡大の兆候があればすぐにストップする。そのことを前提にすることがコロナ時代には必要だ」と指摘している。

 日本大危機管理学部の福田充教授は、無観客にしても人が集まるリスクはあるとしたうえで、「警備態勢を整えられないのであれば中止もやむを得ない」との見解を示した。

 大阪市内は14日にリレーが予定されている。

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