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25日から聖火リレー 交錯する期待と不安

のぼりが並び聖火リレーへの期待感も高まっている=23日、福島市内(芹沢伸生撮影)
のぼりが並び聖火リレーへの期待感も高まっている=23日、福島市内(芹沢伸生撮影)

 新型コロナウイルスの感染拡大で延期された東京五輪の聖火リレーが25日、全国のトップを切って福島県からスタートする。ビッグイベントを盛り上げるさまざまな行事が県内各地で展開される一方で、関係者は新型コロナウイルス対策に神経をとがらせている。期待と不安が交錯する聖火リレーとなりそうだ。

 県内ではJヴィレッジ(広野町、楢葉町)をスタート地点に、27日までの3日間で26市町村、全行程51・71キロを巡る。第1走者は2011年のサッカー女子ワールドカップドイツ大会で優勝したサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のメンバーが務める。

 初日の25日は、浜通りを聖火ランナーが疾走し、最終区間の南相馬市ではゴール地点で伝統行事「相馬野馬追」の騎馬武者がランナーを出迎える。2日目の26日は、聖火は浜通りから中通りを経由して会津へ。猪苗代スキー場(猪苗代町)ではスキーによるリレーも。最終日の27日には観光名所・大内宿(下郷町)を聖火ランナーが駆け抜け、郡山市がゴールとなる。

 ようやく始まる聖火リレーの一方で、新型コロナウイルスの感染拡大の懸念もぬぐえない。県では沿道での観覧を規制しないものの、自宅近所での観覧▽マスク着用▽声を出さない▽前後左右の人と距離を取る-などを呼びかけている。過度な密集を防ぐため、沿道には多くの係員を配置するという。

 スタートを目前に控え、内堀雅雄知事は「晴れ晴れと迎える状況にはない。大事なのは新型コロナ対策の徹底」と危機感を募らせる。

 「復興五輪」と位置付けられる東京五輪の聖火リレーで、県では東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から10年の現状を広く伝え、「元気な福島」「支援への感謝」などを世界にアピールする方針だが、コロナ禍での情報発信に苦戦しているのが現状だ。(芹沢伸生、写真も)

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