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東京五輪の海外客断念「当然の判断」「残念だ」 4競技実施の埼玉

埼玉県がJRさいたま新都心駅に設置している東京五輪・パラリンピックのカウントダウンボード=22日午後、さいたま市大宮区(内田優作撮影)
埼玉県がJRさいたま新都心駅に設置している東京五輪・パラリンピックのカウントダウンボード=22日午後、さいたま市大宮区(内田優作撮影)

 東京五輪・パラリンピックでの海外からの一般観客受け入れ断念について、サッカーなど4競技の会場を擁する埼玉県の関係者は、海外への魅力発信の機会が失われることへの落胆を隠さない。一方で、新型コロナウイルスの深刻な感染状況を踏まえ、決定に理解を示す声も相次いだ。

 県が対応を迫られるのは、観客の案内などを担当する県の「都市ボランティア」のうち、外国語の能力を生かした活動に携わる「語学専門区分」の人たちをどう扱うかだ。約1千人が英語、中国語などの担当言語別に活動する予定だった。県は、一般区分のボランティアに組み入れることを検討するほか、語学力を生かした別の活動を割り当てることも模索する。

 英語による案内を受け持つ予定だった同県朝霞市の池上時子さん(68)は一般ボランティアへの参加を決めた。「英語を使って自分にできることをしたい」と前を向き、受け入れ断念の決定については「人の命にかかわる事態だと考えれば当然の判断ではないか」と理解を示した。

 県オリンピック・パラリンピック課の斎藤勇一課長は、海外の観客への対応に備えたさまざまな準備を振り返り「埼玉の魅力を発信する機会がなくなり残念だ」と話す。同時に「このような事態になることも想定して準備を進めていた」とも語り、冷静に受け止めた。

 宿泊業界への影響も大きい。埼玉県ホテル旅館生活衛生同業組合によると、競技会場と行き来がしやすいさいたま市、川越市などで今後、宿泊予約のキャンセルが予想されるという。

(内田優作)

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