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【Go Forward 負けずに、前へ がんばれ!パラスポーツ】新型コロナ禍で工夫凝らす練習

力強くオールをこぐ加藤。東京大会でのメダル獲得を目指す(X-1撮影、日本障害者カヌー協会提供)
力強くオールをこぐ加藤。東京大会でのメダル獲得を目指す(X-1撮影、日本障害者カヌー協会提供)
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 新型コロナウイルスの感染拡大により、東京パラリンピックも東京五輪とともに1年延期された。新しい日程は2021年8月24日~9月5日。緊急事態宣言を受けて強化拠点である各地のスポーツ施設が閉鎖され、強化の継続に多大な影響が出ているが、それでもパラアスリートたちは工夫を凝らしながらトレーニングを続けている。(西沢綾里)

■「成長できる1年」鍛錬の日々

 □パラカヌー・加藤隆典

 「やるからにはメダルを」-。制約のあるトレーニング環境下で自らと向き合い、追い込む日々を送る加藤隆典(トヨタすまいるライフ)は、先が見通せないからこそ東京大会への思いを強くしている。

 4月半ばから水辺での実戦練習が一切、できなくなった。上半身の強化に利用していた民間のトレーニング施設も軒並み閉鎖され、焦りが募っていた際に、インターネットで練習場所を見つけた。1人で筋力トレーニングができる完全個室の「真和プライベートジム」(名古屋市)だった。

 自宅から車で片道30分。岐阜県スポーツ科学センターのトレーナーから届いたメニューを片手に、ダンベルやベンチプレス台と向き合い、汗を流す。「ここなら人と接触せず鍛えることができる。助かっている」

 27歳のとき、スノーボード中の事故で背骨を圧迫骨折し、車いす生活を送るようになった。その後、元通りとまではいかないまでもサーフィンやチェアスキーができるようになったが、物足りなさも感じていたという。2016年リオデジャネイロ五輪・パラリンピックから刺激を受けたのはそんなときだった。「東京大会は傍観者ではなく主役でありたい」。こう強く思った。

 もともと自然の中で楽しむアウトドアスポーツが好きで、サーフィンやスノーボードに夢中だったこともあり、カヌーを選ぶと、サーフィンで培ったバランス感覚が役立ち、力をつけていった。

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