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聖火への思いさまざま 福島・初日のリレールート

 群馬県大泉町から仲間と5人で訪れた会社員の茂木久幸さん(51)は東日本大震災以降、東北でボランティアを続けている。この日は所属団体の代表の男性が、南相馬市で聖火ランナーを務めることになっていた。茂木さんは「応援で今日だけ仕事を休んでいた。せっかくなのでスタート地点を見たかった」といい、「リレールートや被災地も回る」と話していた。

 今月14日に全線で運転を再開したJR常磐線の双葉駅(双葉町)。聖火は大野駅(大熊町)から列車で運ぶ手はずだった。人影まばらな双葉駅前で警戒に当たっていた警備員男性は「昼頃、聖火リレーの通行止めを知らせる看板を業者が撤去した」と語った。

 一方、大熊町のリレールート沿いで化粧品や雑貨の仮設店舗を営み、いわき市で避難生活を送る鈴木孝子さん(68)は「沿道で応援したかった」と残念そう。だが、仮設店舗の反対側に店の建設計画が進んでおり「1年後に、少し発展した街並みを見てもらえるかも」と声を弾ませた。(芹沢伸生、写真も)

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