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東京五輪半年 森喜朗会長、平和の尊さ訴え、社会構造の変革促す「オリパラ一体」

 五輪は「平和の祭典」でもある。「マグマがたまって噴火しそう」な不安定な国際情勢だからこそ、「そこでドンパチやっている連中もスポーツで競争し、試合後はハグしあう。平和で仲良くやることが大事と呼び掛ける。『こういう期間を延ばせないか』となれば、大変意義があるじゃないか」

 膨張する大会経費への懸念から、近年は五輪招致に二の足を踏む都市が増えている。「東京」も例外ではなく、経費節減のため国立競技場の計画変更を余儀なくされた。

 ただ、森会長は「無駄遣いをするわけではない。投資だよ」と、額面だけを追う風潮に警鐘を鳴らす。「五輪は金がかかるというが、世界が平和になるための投資だったら? 1964年、日本は五輪をやることで経済力や科学技術の発達につなげ、平和国家として世界に貢献した。その財産を使ってこの五輪をやるんだ。(大会経費)1兆3500億円か、高いといえば高いが、これで世界が平和になったり、いろんなことが起きたら、こんなに安いものはない」

 昨秋のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の成功は、「スポーツの力」を再認識させた。アジア初となるW杯招致の立役者である森会長は、超満員となったロシアとの開幕戦を迎えた際、涙が出たという。

 ならば半年後にやってくる東京五輪開会式はというと、どうも違うらしい。「(開会式を)うまくやってくれよ、失敗するなよと。難産の子をみる親みたいなもんだよ。涙どころじゃないなあ」

 「オリパラ一体」を掲げる森会長にとって、五輪開会式は起承転結の「起」でしかない。五輪の熱をパラリンピックにつなげ、「結」となるパラ閉会式で満員の観客の拍手とともに幕を閉じる-。その時は「きっと涙ぐむんじゃないか」と笑った。

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