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「ハリケーン」平野、復活の狼煙 卓球W杯銀メダル 日本代表の核に

 しかし、その後、平野は急激に調子を落とした。今大会のために来日した中国のスポーツメディア「中国体育」のジャーナリスト、彭友さん(43)はその理由について、脅威とみなした中国代表のコーチたちが平野のプレーを徹底的に分析し、弱点を見つけた、からだ、と理由を語る。「彼女は中国の選手に負け続け、そうして自信を失ってしまった」

 平野は再び代表メンバー入りが危ぶまれた。しかし、今年に入り、海外の選手に勝ち続け、再び日本代表入りの圏内に。彭友さんは「ここにきて急速に進化してきている」と分析している。

 今大会は石川と組むダブルス戦のほかにもシングルス戦で勝ち星をあげ、確かな存在感を示した。9日の韓国との準決勝では、相手エース格をストレート勝ちで圧倒。力強いスマッシュで得点を奪う度に、拳を握って「よっしゃー」と雄叫びをあげた。

 平野のプレーは観客を虜(とりこ)にする。準決勝を観戦した卓桜会栃木卓球センターで卓球を習っている栃木県小山市の小学3年、五十畑英奈ちゃん(9)は、平野の大ファン。会場で大声援を送り、「1年生のときに平野選手から『がんばれ』と書かれた手紙をもらって以来、あこがれの選手。いつか平野さんみたいになりたい」と目を輝かせた。

 石川からも「本当に頼もしい」と信頼を置かれる平野。「すごくプレーして楽しいと思った。来年またここに来て決勝で勝ちたい」。今大会での銀メダルをバネにして、来年の大舞台でも力強いスマッシュを決めれば決めるほど、メダルの色が変わるに違いない。

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