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五輪マラソン、東京開催へ「午前5時前」スタート案

MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)の39キロ過ぎで力走する(右から)優勝の中村匠吾、2位の服部勇馬、3位の大迫傑=9月15日、東京都新宿区
MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)の39キロ過ぎで力走する(右から)優勝の中村匠吾、2位の服部勇馬、3位の大迫傑=9月15日、東京都新宿区

 来年の東京五輪陸上のマラソンと競歩の開催地を札幌市に変更する案に対し、東京都が既に前倒ししているマラソンのスタート時間(午前6時)をさらに繰り上げ、午前5時や同3時を含めた「未明」として都内で開催する案を検討していることが24日、分かった。競歩についても日陰の多いルートの変更案を検討。30日から開かれる国際オリンピック委員会(IOC)の調整委員会で巻き返しを図りたい考えだ。

 東京都は24日、IOCのジョン・コーツ調整委員長が25日に都庁で小池百合子知事と会談すると発表した。マラソンと競歩の札幌変更案への理解を求めるとみられる。

 IOCが札幌への変更案を発表したのが16日。翌日にはIOCのトーマス・バッハ会長が「決定だ」と述べた。カタール・ドーハで10月6日に閉幕した陸上世界選手権のマラソンが、酷暑で棄権が相次いだことをきっかけに札幌案が浮上した。ただ、都によると、IOCは変更を決定したのではなく、「提案することを決定した」との説明に変化しており、調整委で正式に決まる見通しだという。

 このため都側はIOCに対し、男女マラソンのスタート時間をこれまでの午前6時からさらに1時間以上繰り上げ、未明も含めた提案を検討。競歩については、選手側から「日光を防げるコースを確保してほしい」との要望が出ていたこともあり、コースを変更する案も浮上している。

 マラソンの開始時間をめぐっては、招致段階の午前7時半の計画から大幅にスタート時間を前倒し。今年4月には午前7時から1時間繰り上げて午前6時にしたばかりだった。競歩も男子50キロは30分早い午前5時半、男女20キロも1時間早い午前6時に変更している。

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