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MGC女子、高校の先輩後輩で明暗 前田は会心の省エネV 「なにわの腹筋女王」松田は涙

【MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)】 女子 ゴール後、涙する松田瑞生=15日、東京・明治神宮外苑(納冨康撮影)
【MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)】 女子 ゴール後、涙する松田瑞生=15日、東京・明治神宮外苑(納冨康撮影)
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 力みのない、大きなストライド。東京五輪がかかった大一番を、軽やかに気負いなく駆け抜けた。15日のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の女子を制した前田穂南(23)=天満屋。大阪薫英女学院高時代の恩師で同校陸上競技部の安田功監督(58)は「計算されたレース運び。無駄の少ない、まさに省エネ走法ですよね」と、教え子の会心の走りをたたえた。

 もともと「不言実行」のタイプ。芯の強さを秘め、多くを語らない。強豪の同部で、全国高校駅伝では3年間控え。1学年上では松田瑞生(24)=ダイハツ=がエースとして活躍していた。「前田は実力はあったが、あと一押しが足りず、いつも次点だった。それでも逃げず、黙々と自分を追い込んでいく。それが彼女の強さだった」と、安田監督は振り返る。

 当時は筋力不足を指摘され、マラソンで結果を出すまでには時間がかかるとみられていたが、天満屋に入り、めきめきと力をつけた。今年1月の全国都道府県対抗駅伝では、大阪のアンカー。「良い走りでチームを引き上げ、まだまだ行ける雰囲気だった」と、落ち着いたレース運びに目を見張った。

 先月30日、安田監督の自宅に届いたエアメール。前田が海外の合宿先から送ってきたその文面に、内心驚いたという。

 「MGC、必ず優勝します」

 短いセンテンスはいつもの手紙と同じだが、これまで前田が具体的な順位に言及するようなことはなかったという。「よほど、いい練習ができているんだな、と思った」。結果はその通りの有言実行だった。

 前田の「省エネ走法」なら、強敵のアフリカ勢にも対抗できるはず。「五輪のマラソンのある8月はさらに暑いから、有利になるはずだ」と期待は膨らむ。

 もう1人の教え子の松田は、MGCでは惜しくも4位に終わった。

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