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活性化と明確な選考を実現したMGC 初の一発勝負で男女代表各2人が決定

(左から)女子2位の鈴木亜由子、女子1位の前田穂南、男子1位の中村匠吾、2位の服部勇馬=15日、東京・明治神宮外苑(納冨康撮影)
(左から)女子2位の鈴木亜由子、女子1位の前田穂南、男子1位の中村匠吾、2位の服部勇馬=15日、東京・明治神宮外苑(納冨康撮影)

 これまで議論を呼ぶことも多かった五輪マラソン代表選考会で、初めて実現した「一発勝負」、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で男女各2人の東京五輪代表が決まった。男女とも優勝と2位が自動的に決まるシステムで、選考が明確化された意義は大きい。

 従来は気象条件やコースの異なる複数のレース結果を比較して代表選出してきたが、微妙な裁定が議論を呼ぶことが少なくなかった。今回のMGCについて現場からは「分かりやすい」との声があがっていた。また、2000年シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんは「(ペースメーカーが付かない)五輪はどこで誰がペースを上げるか分からない。MGCで試される対応力は、来年につながる」と指摘。一発勝負をくぐり抜けて代表に決まった選手たちには、早期内定のメリットも大いに生かして欲しい。

 かつて日本マラソン界には栄光の時代があった。男子は1964年東京五輪で円谷幸吉が銅メダルを獲得し、女子ではシドニー五輪の高橋と04年アテネ五輪の野口みずきが連続で金メダルに輝いた。しかし、直近の五輪3大会では12年ロンドンの中本健太郎(安川電機)の6位が男女を通じて唯一の入賞と精彩を欠いている。

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