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「銀」の田代、リオ敗戦をバネに 恩師「あとは運引き寄せるだけ」

女子63キロ級2回戦で中国の選手と対戦する田代未来(左)=28日、日本武道館(川口良介撮影)
女子63キロ級2回戦で中国の選手と対戦する田代未来(左)=28日、日本武道館(川口良介撮影)

 3年前のリオデジャネイロ五輪敗戦がさらなる成長を呼び寄せた。パーク24グループ・プレゼンツ・2019世界柔道選手権東京大会は大会第4日の28日、女子63キロ級にリオ大会5位の田代未来(みく、コマツ)が登場し、銀メダル。決勝ではアグベニェヌ(フランス)に惜しくも敗れたが、「(女王は)もう雲の上の存在ではない」と差が詰まっていることを実感した。

 東京都八王子市出身。小学2年で柔道を始め、相原中(神奈川県)を経て、淑徳高(東京都)に進んだ。淑徳高の柔道部監督、酒井健弥さんは田代について「非常に真面目で、柔道に対してひたむきで誠実な子」と今も褒めたたえる。

 「練習の虫」が世界への階段を上がらせた。朝練が始まる1時間前の午前6時に登校して自主練習に打ち込む日々。「自分でひけらかすようなことはなかった。私自身、牛乳配達に来た人や先生から教えてもらって知ったぐらい」と酒井さん。勉学でも決して怠る姿勢は見せなかった。

 この日、酒井さんは世界で戦う教え子の雄姿を会場で見守った。準々決勝までの3試合で多彩な技を見せて一本勝ち。相手の動きを見て、つけいる隙を与えなかった。酒井さんも「寝技と足技を駆使して冷静に戦えている」とリオ大会からの進化を実感した。

 東京五輪と同じ会場の日本武道館での戦いは、田代にとって自分の成長を確かめる大会となった。酒井さんは「優勝する実力は十分持っている。そのためにやるべきことはできている。あとは運を引き寄せるだけだ」とエールを送った。

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