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【2020五輪目指す若きアスリート】(1)バスケット・八村塁 21歳 日本版「ドリームチーム」を牽引

米プロバスケットボールNBAサマーリーグのペリカンズ戦で実戦デビューを果たしたウィザーズの八村塁(左)=6日、米ラスベガス(共同)
米プロバスケットボールNBAサマーリーグのペリカンズ戦で実戦デビューを果たしたウィザーズの八村塁(左)=6日、米ラスベガス(共同)
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 開幕まであと1年に迫った東京五輪に、日本列島を熱くさせるニューヒーローが現れた。バスケットボールの最高峰・米NBAのドラフトで日本人初の1巡目指名を受けた八村塁だ。

 バスケット男子日本代表の五輪出場は1976年のモントリオール五輪以来、44年ぶり。日本バスケット界に変革をもたらした21歳は凱旋(がいせん)帰国して22日、記者会見を開き、来夏への意気込みをこう語った。

 「ちょうど僕がバスケを始めたころに、東京五輪の(開催に向けた)話が始まった。NBAという夢とともに『東京五輪に出たい』という思いでやってきた」

 父が西アフリカのベナン出身で高い運動能力を持つ。だが、NBA関係者が高く評価したのは「精神的に成熟している」点だ。背景にあるのは高校まで過ごした日本での日々。富山市立奥田中時代のコーチ、坂本穣治さん(59)は初心者だった八村を「君はNBAに行ける」と励ますと同時に、繰り返しチームプレーの大切さを説いた。私立明成高(宮城)時代も、佐藤久夫監督(69)が「チームを第一に考える」姿勢を強調した。

 こうして培われた「土台」が、米国に渡った大学時代に開花した。八村もドラフト時、「彼らがいたから今の自分がある」と、中高の恩師への感謝を口にしている。

 世界基準の体格と身体能力、組織のために全力を尽くす日本人らしい献身性。モントリオール五輪に出場したバスケット元日本代表選手で江戸川大教授の北原憲彦さん(64)は「指導者の教えを素直に吸収したことで、規格外の存在になった」とみる。

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