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江戸時代に「シンクロ」? 知られざる日本スポーツ文化を展示 

馬術の修練をする武士を描いた屏風(写真左)なども展示。江戸時代の「スポーツ」を紹介している
馬術の修練をする武士を描いた屏風(写真左)なども展示。江戸時代の「スポーツ」を紹介している

 江戸時代の隅田川で泳ぐ人々の姿は、まるでシンクロ改めアーティスティックスイミング(AS)のよう-。江戸期から現代にかけ、どのようなスポーツが親しまれてきたのかを振り返るユニークな特別展が江戸東京博物館(東京都墨田区)で行われている。明治期以降の日本スポーツ界の歩みも特集。来年の東京五輪・パラリンピック観戦をさらに面白くしてくれそうな情報がめじろ押しだ。

 「日本のスポーツ文化への思いが変わる展示です。ここまで(日本スポーツ界を)築いてくれた先輩方の思いを感じたし、東京大会が終わったら灰になるくらい応援したい」

 こう熱く語るのは、スポーツ解説者の松岡修造さんだ。同展の音声ガイドを務め、5日の内覧会で展示の魅力を力説した。

 同展は5章構成。絵巻物や実際に使われたスポーツ用品など約270点を展示する。第1章では江戸時代の「スポーツ」である、相撲や流鏑馬(やぶさめ)をはじめとした武芸を特集。現代のサッカーのように町人の間でも親しまれた「蹴鞠(けまり)」や、馬上で専用のつえを使い毬(たま)をゴールに入れる「打毬(だきゅう)」など、現代ではなじみの薄い競技も紹介している。

 中でも面白いのが、江戸の人々が隅田川で水遊びをする様を描いた三代歌川豊国「極暑あそび」(28日まで)だ。両足を水上に出す「しやちほこ立游(たちおよぎ)」や、徳利(とっくり)とお猪口(ちょこ)を持ったまま泳ぐ「徳利もち立游」など独特の泳法はユーモラス。観客の想定を超えるアクロバティックな泳法は“江戸時代のAS”のようだ。

 第2章からは、明治期以降の日本スポーツの歩みを象徴した展示が披露される。例えば、1936年ベルリン五輪棒高跳びで活躍した大江季雄(すえお)、西田修平の両選手が、お互いの健闘をたたえて銀、銅メダルを半分に割り、つなぎ合わせた「友情のメダル」。幻の五輪となった40年東京五輪の関連資料や、64年東京五輪に出場した円谷幸吉のマラソンシューズなども展示される。放送中のNHK大河ドラマ「いだてん」ともシンクロする内容だ。

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