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IOCバッハ会長、G20参加で来日へ 五輪相「外務省で調整」

IOCのバッハ会長(ロイター)
IOCのバッハ会長(ロイター)

 鈴木俊一五輪相は14日の閣議後記者会見で、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が、今月末に大阪で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に参加する意向を示していることについて、「外務省で調整している」と説明、「(バッハ会長は)IOCとして、この機会をとらまえて、(東京五輪などを)アピールしたいということもあると思います」と答えた。

 五輪の開催をめぐっては、近年、利権にからむIOC委員の不祥事が相次いだり、莫大(ばくだい)な開催費用への懸念から立候補都市が激減したりするなど、世界各国で招致熱が冷え込んでいる現状にある。

 バッハ会長は就任以来、IOC改革のための陣頭指揮を執っており、世界の各大陸から20カ国の首脳が集まる今回のサミットを、五輪ムーブメントを訴える格好の場と捉えたもようだ。

 さらに、G20は、東京大会に加え、22年北京冬季大会、24年パリ夏季大会、28年ロサンゼルス夏季大会を開催する日中仏米の4カ国首脳が一堂に会するまたとない機会となる。

 バッハ会長は各首脳の前でスピーチを行うなどして、平和貢献や人権擁護、地球環境保護などの五輪の理念を訴えることを目指している。

 G20期間中、スケジュール調整が進めば、各国首脳との2者会談が組まれる可能性もあるという。日本政府も、各国の首脳クラスと同等にバッハ会長を迎え入れ、サミットで一緒に東京大会の魅力をアピールすることを計画している。

 IOCの顔であるバッハ会長はこれまでも積極的な五輪外交を展開してきた。昨年3月には北朝鮮の平壌を訪れ、金正恩朝鮮労働党委員長と会談。20年東京大会と22年北京大会への北朝鮮選手の参加をIOCが「全面的に支持する」と訴え、北朝鮮側の参加の約束を引き出している。

 東京大会を通じて、IOCの新たな取り組みを実践する日本にも頻繁に訪れており、昨年11月には福島県を訪問し、五輪の野球・ソフトボール会場となる県営あづま球場を視察。7月の東京大会開催1年前イベントにも出席する予定が組まれている。

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