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<動画>東京五輪聖火リレー、ルート概要発表 復興、世界遺産をアピール

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は1日、五輪聖火リレーのルート概要を発表した。3月26日にサッカー施設「Jヴィレッジ」(福島県)を皮切りに、計857市区町村を121日間かけて回る。日本を代表する文化財や自然豊かな景色を巡るのが特徴で、7月24日に新国立競技場(東京都)で行われる開会式で聖火台に点火される。

聖火リレーが行われる自治体マップ
聖火リレーが行われる自治体マップ

 聖火が滞在するのは、開催地の東京15日間以外、他の道府県は2、3日間ずつ。東日本大震災の被災3県は3日間と優遇した。岩手県は津波に耐えたことで知られる「奇跡の一本松」(陸前高田市)を近くで見られるルートを選び、「復興五輪」のメッセージを発信する。平成28年の地震で大きく崩れ落ちた熊本城(熊本市)も選定された。

 ルートには、各地の世界遺産が多く組み込まれており、群馬県は富岡製糸場(富岡市)、広島県は原爆ドームがある平和記念公園(広島市)、兵庫県は姫路城(姫路市)など。大阪府では、今夏に世界遺産になる見込みの「百舌鳥(もず)・古市古墳群」(堺市など)を入れた。

 富士山(山梨・静岡県)、日本三景の天橋立(あまのはしだて)(京都府宮津市)、鳥取砂丘(鳥取市)など、美しい景色を眺めながら、ランナーが駆け抜ける。ランナーは1日当たり約80~90人で、計約1万人が参加する。

 大会組織委によると、聖火リレーの実施自治体と、そこから交通手段で1時間以内に移動できる距離の人口は日本全体の98%。多くの人が沿道に応援に行けるという。

 47都道府県は昨年末までに、独自に作成したルート案を組織委に示した。日程の関係からルートを縮小した所もあるが、組織委は「自治体の案を尊重した」と強調。どの道路を通るかなど詳細な経路は年末までに決まる。

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