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東京五輪に向け熱中症対策 マラソンなど5種目で実証実験

 2020年東京五輪・パラリンピックの暑さ対策を話し合う政府や都、大会組織委員会の連絡会議が30日、東京都内で開かれ、開催1年前に行われる今夏のテスト大会のうち、マラソンなどの5種目を重点競技とし、熱中症対策の実証実験を行うことを明らかにした。鈴木俊一五輪相はテスト大会での検証が最重要と述べた上で、「本番に向けてさらなる(暑さ対策の)強化を図る必要がある」と語った。

 連絡会議では各省庁や組織委が行う新たな暑さ対策が報告された。気象庁は予測精度を強化したスーパーコンピューターを活用し、現在1週間までの気温予報を2週間先までに拡大する施策を実施する。

 さらに、厚生労働省と観光庁は連携して、外国語で診療可能な医療機関の充実化を図るほか、消防庁は各自治体の救急隊用に多言語音声翻訳アプリの導入促進を図る。環境省は選手や観客らのために、東京大会の全43会場周辺で気温や湿度などから熱中症の危険度を把握できる「暑さ指数」を算出して、提供方法のあり方を検討する。

 来月末からは、五輪33競技のテスト大会が本番の会場で、順次開催されるが、このうち、屋外で行われるマラソン、トライアスロン、ビーチバレー、ボート、ホッケーの5種目で実証実験を実施する。仮設テントやミスト噴霧器などを設置して、観客の反応などを聞き、本番に向けた検証作業を行う。

 政府関係者は「訪日観光客が増えており、外国人に対して暑さをどう伝えるかが重要。本番まで夏はあと一度しかなく、政府の総合力が求められる」と語った。今年度中に再度、連絡会議を開き、実証実験の結果を報告するほか、パラリンピックに向けて、障害者への暑さ対策の具体化なども協議する。

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