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東京五輪・パラの障害者ボランティア 多様性と調和、実践へ

パラ駅伝会場のメインゲートで、来場者にチラシ入りの袋を配る視覚障害者の村松芳容さん(右) =東京都世田谷区
パラ駅伝会場のメインゲートで、来場者にチラシ入りの袋を配る視覚障害者の村松芳容さん(右) =東京都世田谷区
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 2020年東京五輪・パラリンピックのボランティアには、さまざまな障害がある人たちが参加する。大会テーマは「多様性と調和」。障害に関係なく、支え合い、生きる社会につながることが期待される。一方で、個々の特性に応じた配慮も必要になりそうだ。

 ◆周りとの連携で

 「最後まで応援よろしくお願いします」。3月下旬、東京・駒沢公園で開かれた障害者と健常者がたすきをつなぐ「パラ駅伝」。会場のメインゲートで、筑波大理療科教員養成施設1年の村松芳容(よしひろ)さん(28)が来場者にチラシ入りの袋を渡していた。中学生の頃から全盲という村松さんは「生きているうちに五輪・パラリンピックに携われる機会はそうはない」と東京大会のボランティアにも応募しており、体験を生かしたい考えだ。

 障害者のボランティアは周囲との連携が鍵となる。今回は一般の5人と視覚障害者1人がチームで対応。背が高い村松さんは「女性や子供が来たら周りの人が教えてくれた。身をかがめ、受け取りやすい位置で渡すことができた」と話す。

 ◆対応の機器を用意

 東京大会の競技会場や選手村で活動する「大会ボランティア」は1日8時間、10日間以上が原則で、8万人の目標に対し20万人超が応募。7月下旬にかけて説明会、面談を行い、希望の役割や活動場所とニーズが合うかどうかによって9月ごろ採否が決まる。この他に自治体が募集する「都市ボランティア」もある。12年のロンドン大会ではボランティア約7万人のうち4%に当たる約2800人が障害者だった。

 大会組織委員会は4月10日に都内で開いた面談で、聴覚障害者のためにタブレット端末を用意。手話通訳や、面接官の言葉を文字で表示するサービスを利用できるようにした。手話通訳者が不足する可能性がある地方都市の面談でも役立ちそうだ。組織委は「個別に配慮が必要な状況を聞いており、安心して活動に取り組めるよう役割や配置を工夫したい」としている。これまでの面談では「物を持つことができない」という肢体不自由の人や、「日光に当たらないようにしたい」という内部障害の人からの声があったという。

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