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東京五輪の代表選考「男女不平等」 自転車女子選手が仲裁申し立て

自転車女子ロードレースの與那嶺恵理選手
自転車女子ロードレースの與那嶺恵理選手

 2020年東京五輪の自転車ロードレース代表の選考基準に男女で差があるのは不当だとして、女子トップ選手が日本自転車競技連盟(JCF)の選考基準見直しを求め、日本スポーツ仲裁機構に仲裁を申し立てたことが17日分かった。

選考機会に差

 申し立てたのは16年リオデジャネイロ五輪女子代表で、現在は世界トップレベルの「ワールドツアー」に参戦している与那嶺恵理選手。代理人弁護士によると、JCFが昨年9月に発表した選考基準は、男子はワールドツアー60位以内で獲得できるポイントが対象だが、女子は15位以内など上位に入らないと評価されない仕組み。また男子の選考対象は800レースあるが、女子は100レースで、選考機会が不当に制限されているとしている。

 与那嶺選手は昨年まで全日本選手権ロードレースを3連覇し、東京五輪代表の最有力候補。マウンテンバイク(MTB)でも日本タイトルを獲得している。

 16年リオ五輪の代表選考過程では、与那嶺選手が日本代表として出場したアジア選手権で日本チームの指示や方針に従わなかったとして、JCFからいったん「五輪代表選考外」とされた。その後、スポーツ仲裁機構で争い、JCFの決定が取り消された後、代表選考レースで優勝。リオ五輪では日本人女子で過去最高の成績を残した。

「男子と同じ機会を」

 今回の申し立てについて与那嶺選手は、「JCFに対し、男子と同じ機会とチャンスをすべての女子選手に与えて公正に選考を行うよう、男女の差別がない平等な扱いを強く主張しましたが、JCFは一向に判断を変えないため、スポーツ仲裁機構の判断を仰ぐことにした」と話し、JCFの対応は「男女平等原則の完全実施を目指すオリンピック憲章に反する」と主張している。JCF広報部は「詳細を把握していない」などと話している。

 スポーツ仲裁機構は今後、3人の仲裁人による仲裁パネルを組織し、証人尋問などの審問を行った後に仲裁判断を行う。

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